内容説明
プライマリケア医をはじめとする地域で認知症にかかわる専門職が、認知症患者とその家族に出会い、診断時から、軽度、中等度、重度、末期に至る長い期間継続的にかかわり、看取りのときまで支援し続ける方法を解説。
目次
1 認知症のステージアプローチとは?
2 認知症の初期アセスメントと診断をシェアするプロセス
3 軽度の時期を支える
4 中等度の時期を支える
5 重度認知症のケア
6 終末期の緩和ケア
著者等紹介
平原佐斗司[ヒラハラサトシ]
東京ふれあい医療生活協同組合副理事長・梶原診療所在宅サポートセンター長/医師。1987年島根医科大学卒業。92年から在宅医療に従事。日本在宅医学会副代表理事。プライマリケア学会評議員。ミシガンネット理事。内科専門医。在宅医療専門医。緩和ケア暫定指導医。東京医科歯科大学臨床教授。聖路加看護大学臨床教授。東京女子医大非常勤講師。東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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臨床心理士 いるかくん
37
現時点で、認知症高齢者の診断およびその結果に基づいて専門家がどのようにアプローチすればよいか、という観点から書かれた書物のなかで本書を凌駕するものはない。医療および心理検査についてもかなりの章が割かれており、医療系・心理臨床系以外の介護関係者にはやや専門的に感じられるかも知れないが、知っておくべき事柄がすべて網羅されており、最先端の認知症ケア・高齢者ケアを模索するものにはお薦めの書である。2014/06/27
green
1
社福士の実習に向けて、オススメになっていた本。 診断・軽度・中度・重度の時期に分けた説明。2023/05/01