ムテッポー文学館

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ムテッポー文学館

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  • サイズ B6判/ページ数 454p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163500300
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

文学者にあらざる者が勝手気侭に古典を論ずる。人、これをムテッポーと呼ぶ。漱石、荷風、芥川から現代作家まで、才女の読書随想

内容説明

『草枕』から『マディソン郡の橋』まで全方位無制限書評コラム集。

目次

第1部 ムテッポー文学館
第2部 ドスコイ作家論
第3部 キメツケ読書日録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

13
秋の古本市も昨日で終わりましたが、これはそこで手に入れたもの。95年刊。古いです、中野翠さんの本に関する文章満載。古の文壇人(漱石、谷崎、夢野)から現役の作家(小林信彦、橋本治、山田詠美、赤瀬川原平、)までの面白本を縦横無尽に語りつくしてます。どの位古いかというと『塀の中の懲りない面々』『典奴どすえ』なんかの頃、今は亡き福武書店の『海燕』に書いた物も有ります。しっかし、これが今読んでも面白いのですよ!朝日の書評も載っていて、他の章では内幕暴露(一ヶ月以内に出た新刊縛り、自腹覚悟!)もあり。やはり本は素敵!2023/11/20

夏みかん

1
題名に関する内容は100ページほどで、その他、色々な記事の集まりのようでした。で、中野さんって思ってた感じの人じゃないなあ、と思った。斎藤美奈子さんや米原万理さんや豊崎由美さん(私が敬愛してやまない方々)と同じような過激派というか歯に衣着せない派だと思ってたんだけど、少なくともこの本を読む限りは全然過激派な方ではなかった。小林信彦さんの「ぼくたちの好きな戦争」を読んでみようと思ったのが収穫。2020/06/08

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