福祉のこころ―私の「白鳥の歌」

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805836064
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C3036

内容説明

障害者福祉の歴史を知り、福祉の「こころ」のあり方を追求し、最も大切な「人」、すなわち障害者福祉従事者のあり方について重点的に取り上げ、福祉の原点に立ち返る。時代は変われど、こころは変わらず。障害者福祉一筋58年間。「こころ」と実践を結び付けるべく、支援の在り方や取り組み姿勢を伝授。福祉に従事するすべての人に向けた熱いエール。

目次

第1部 障害者福祉58年間のあゆみ(ひばりが丘学園就職・菅修先生との巡り会い;国立秩父学園へ・盲重複障害児(者)との取り組み
育精福祉センター・大規模コロニーの是非
そだち園創設・施設における人権尊重と治療教育
勝沼授産園創設・「入所」から「通所」へ)
第2部 障害者福祉の反省とこれから(福祉施設の果たした役割;幸福とは何か・治療教育の推進;福祉のこころ)
第3部 障害者福祉に従事するすべての人へ(子どもが育つ施設とは;障害者福祉の仕事に生きる;肝心要は施設長;自閉症への挑戦;「専門家」のおごり)

著者等紹介

田ケ谷雅夫[タガヤマサオ]
昭和6年(1931年)埼玉県生まれ。昭和29年(1954年)3月、東京都立大学人文学部心理学科、日本社会事業学校専修科を卒業し、同年4月から神奈川県立ひばりが丘学園に児童指導員として就任。昭和33年(1958年)、国立秩父学園厚生教官、昭和47年(1972年)、山梨県立育精福祉センター副所長、昭和58年(1983年)、心身障害者更生施設そだち園園長、平成5年(1993年)、心身障害者通所授産施設勝沼授産園園長を経て、平成18年(2006年)より社会福祉法人ぶどうの里理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mochita

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長く知的障害児の支援に携わった経験をまとめ、後進に託している。福祉も時代に飲み込まれ、政策の一環となってしまった現代において、「支援する」ということ、また昨今、声高に叫ばれている「共生社会」について深く考えさせられる。支援にかける情熱を読むにつけ、上司にしたくないと思わせる反面、部下であれば学ぶことは多かっただろう。「人と関わる」「人を支援する」ということを志した想いを、今一度、思い出させてくれる書。2018/10/12

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