内容説明
どこの精神科でも起こりえる「困りごと」を取り上げ、事例を通して、対応法・アセスメントの視点・看護のポイント・具体的な看護計画を解説した。即実践に応用できる技術とヒントが満載の一冊です。精神科看護に関わる新人ナース、ベテランナースはもちろん、実習時の参考書として学生も活用できる。
目次
第1部 事例の読み解き方と活用法(事例を探求するということ;事例を活用するということ)
第2部 実践事例(外来における事例;病棟における事例;訪問看護における事例)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
精看探求士
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精神科看護に携わる者にとって、いわゆる答えのない状況に頭を悩ませることは少なくない。多くの本では、理論や疾患論をベースにした堅い内容で解決策までに断念してしまうことがある。本書は、何処にでも事例を43取り上げる。関わりの起点や上手くいかないジレンマなど、看護の過程を共有できる。興味のある事例から読んでいこう。2016/02/19
べりちゃん
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対処法の内容は具体性はないので生かせないが、色々な行動の表出がのっているので、家族としては当てはまりそうな事柄を読んで受け止め方をちょっと見てみるというのに役立っている。2019/10/19