内容説明
大切なのは“どこで看取るか”ではなく“いかに看取るか”。在宅、施設、病院、グループホーム、高齢者住宅―。最期の場所を問わない「看取りの方程式」。
目次
第1部 総論編:質の高い終末期ケアとケアマネジメント(「質の高い終末期ケア」に向けた4条件―医療・福祉の連携をめざして;高齢者の終末期ケア ほか)
第2部 ツール編:質の高い終末期ケアを実現するためのツール(終末期ケアマネジメント・ツールの全体像;各シートとチェックポイント表の活用方法)
第3部 事例編:ツールを用いた終末期ケアの実践例(ケアマネジメントシートの活用例;振り返りシートの活用例 ほか)
資料編(終末期ケアマネジメント・ツール)
著者等紹介
樋口京子[ヒグチキョウコ]
大阪市立大学大学院看護学研究科教授
篠田道子[シノダミチコ]
日本福祉大学社会福祉学部教授
杉本浩章[スギモトヒロアキ]
日本福祉大学福祉経営学部社会福祉実習教育研究センター助教
近藤克則[コンドウカツノリ]
日本福祉大学社会福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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OHモリ
1
●最期は自宅で迎えるのが一番だろうと思っていたのに、篠田道子さんの講演で、ご家族の満足度は自宅かどうかなど場所ではなく、そのプロセスにあると聞いて考えを改めるべきかと思い、とりあえず著書を読んでみたって買ってあったのだけど積ん読だった本、必要に駆られて読みました。本人の満足度ではなくて看取った家族の満足度だってことが一定保留の余地ありだと思えました。4条件に付いては納得ですが、本人の意思が明確であればあとは適切でタイムリーなケアマネージメントさえ確保できれば質の高い最期が迎えられるってことだと理解。2014/02/11