出版社内容情報
不登校やいじめ等、教育現場での課題に対処し、家庭・学校・地域をつなぐスクールソーシャルワーカーに必要な知識と技術を解説。
内容説明
学校・家庭・地域のつなぎ役になり、子どもが抱える課題に取り組むスクールソーシャルワーカーになるために!本書では、スクールソーシャルワーカーに求められる知識と技術を紹介し、実際の取り組みを紹介します。
目次
1章 学校ソーシャルワークの歴史
2章 学校ソーシャルワークの専門的基盤と援助技術
3章 学校ソーシャルワークの実践
4章 自治体における学校ソーシャルワークの取り組み
5章 海外のスクールソーシャルワーカー
6章 わが国におけるスクールソーシャルワーカーの人材養成について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
27
日本学校ソーシャルワーク学会による養成テキスト。歴史、専門的基盤・援助技術、実践、自治体の取り組み、海外、人材養成で構成されています。あくまでもテキストではありますが、日本の学校ソーシャルワークの到達点が学べると思います。論者によって岡村理論との関係を重視して論じられているところもあり、個人的にはもっと深めたいと思いました。また新自由主義的構造改革が学校にも影響を及ぼしている中で、学校ソーシャルワークはどのような役割を果たしていく必要があるのか、鋭く問われているのだと思いました。2016/12/01
コジターレ
6
スクールソーシャルワークの研究第8弾。歴史、援助技術、実践など網羅されている良書だと思うが、教科書的な内容に面白味が感じられず、つまみ読み。2016/10/10