内容説明
本書は、栄養アセスメント・ケアプランの基本、高齢者の病態や薬・サプリメントの基礎知識、感染症対策、衛生管理等の実務全般を網羅したガイドブック。先駆的なノウハウをもつ施設の具体例を紹介しながら詳しく解説。
目次
第１章 高齢者の栄養所要量
第２章 総合施設での栄養管理
第３章 各施設の栄養管理の実際
第４章 特別食の考え方
第５章 高齢者とくすり
第６章 感染症対策マニュアル
第７章 衛生管理
第８章 非常食マニュアル
第９章 事務様式一覧
第１０章 資料
著者等紹介
松崎政三［マツザキマサミ］
聖徳栄養短期大学卒業、東京厚生年金病院に勤務、湯河原、大阪、東京病院での栄養部長を経て、２００３年、関東学院大学人間環境学部健康栄養学科助教授、大学院修士課程修了、現在に至る。この間、臨床栄養における栄養管理、栄養指導に力を注ぎ、特に高齢者の咀嚼、嚥下障害者に対する栄養管理については１５年前より先進的に取り組み、学会活動、講演活動などを通じて高齢者の栄養管理の重要性についての研究、啓蒙活動に取り組んでいる。また、静脈経腸栄養学会、咀嚼学会など多くの学会活動に参加。栄養管理、栄養指導に関するものを多数執筆している
藤本真美子［フジモトマミコ］
兵庫県生まれ。中京女子大学家政学部食物学科を卒業後、兵庫女子短期大学にて勤務。同校助教授を経て、兵庫県明石市にある高齢者総合福祉施設、社会福祉法人明石恵泉福祉会（老人保健施設・特別養護老人ホーム・ケアハウス・グループホーム恵泉および西宮恵泉を運営）へ。現在、総施設長として施設運営に従事するかたわら、栄養研究課室長を兼務。訪問介護員ヘルパー１級・２級養成事業の経営等にもかかわる。施設給食、在宅介護食を中心に据えた高齢者福祉のあり方を探求し、高齢者のための食の発信源として、積極的な施設運営を展開している
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