内容説明
本書では、少子高齢化に関連する福祉制度を中心にして、各種制度の基本的仕組みをわかりやすく解説したうえで、行財政的な特徴分析と最新の動向分析を踏まえつつ、今後の課題と方向を明らかにしている。各福祉制度がどのような行財政構造によって成り立ち、経済的にどのような意味をもっているかを理解し、各福祉制度がどのような課題をもち、どのようにすれば安定した制度として持続してゆくかを考察する。その際、どのようなことが論点になっているかを明快に示した。
目次
第1章 少子高齢化の社会状況
第2章 年金システムの経済分析
第3章 医療システムの経済分析
第4章 介護システムの経済分析
第5章 児童福祉システムの現状と課題
第6章 障害者福祉システムの現状と課題
終章 アマルティア・センの福祉経済思想に関する一考察
著者等紹介
田中きよむ[タナカキヨム]
1988年3月滋賀大学経済学部卒業。1990年3月滋賀大学大学院経済学研究科修士課程修了。1993年3月京都大学大学院経済学研究科後期課程単位取得退学。1993年4月高知大学人文学部社会経済学科講師。1996年4月同助教授。2002年4月同教授。専攻は福祉経済論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 中欧の墓たち