内容説明
本書では、最初、「児童虐待を行う家族への支援」「アルコール依存症の患者への支援」「脳性麻痺の障害がある若者への自立支援」など5つの分野の事例を紹介する。その後、この事例に登場するソーシャルワーカーと利用者とのやりとりを追いかけながら、「個人・家族へのソーシャルワーク」「グループへのソーシャルワーク」「地域社会へのソーシャルワーク」としだいに支援の領域を広げながら学習していく。
目次
現代を生きる人々の問題とソーシャルワーカー
第1部 ソーシャルワーク基礎領域への扉(ソーシャルワーカーとソーシャルワーク;個人・家族へのソーシャルワーク―虐待を受けた真美ちゃんの事例・児童相談所のソーシャルワーカー滝さんの実践から;グループへのソーシャルワーク―アルコール依存症の大塚さんの事例・アルコール専門クリニックのソーシャルワーカー白井さんのグループワーク実践から ほか)
第2部 ソーシャルワーク関連領域への扉(エンパワメント―引きこもりの湯元さんの事例・精神科ソーシャルワーカー柏崎さんの実践から;ケアマネジメント―脳梗塞の松川さんの事例・在宅介護支援センターのソーシャルワーカー杉田さんの実践から;スーパービジョン ほか)
第3部 ソーシャルワーク実践領域への扉(ソーシャルワーク実践事例の研究)
著者等紹介
川村隆彦[カワムラタカヒコ]
ニューヨーク州立大学大学院修士課程修了(Master of Social Work)。現在、城西国際大学経営情報学部、福祉環境情報学科助教授。日本ソーシャルワーカー協会倫理問題委員
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