内容説明
「弱者救済＋国家保護」から「自立支移＋社会連帯」へ新たな社会保障の理念の下に、制度的大変革が進行している。国民一人ひとりが自己実現を図るために、いま求められる福祉の視点とは何か？新世紀の変革のキーワードを京極高宣が熱く語る。
目次
第１部 新しい福祉理念（豊かな老後のために；糸賀一雄の福祉思想；二十一世紀の保健・医療・福祉の連携）
第２部 二十一世紀への社会保障（社会保障のあり方；社会福祉基礎構造改革を考える；行財政改革と社会福祉）
第３部 二十一世紀への社会福祉（障害者施設は、今、何に取り組むべきか；救護施設はどうあるべきか；苦情処理とは何か―介護保険制度運用の改善に向けて；二十一世紀の地域福祉―社協の役割について）
著者等紹介
京極高宣［キョウゴクタカノブ］
日本社会事業大学学長。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本社会事業大学助教授、厚生省社会福祉専門官、日本社会事業大学教授、全国社会福祉協議会社会福祉研究情報センター所長、日本社会事業大学社会福祉学部長を経て、平成７年より日本社会事業大学学長。社会保障審議会委員等
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