内容説明
本書は、保険師教育課程に欠かせない内容を選択し、コンパクトにまとめ、イラストや図表を用いてわかりやすく1冊で学べるようにした。改訂版では、2002(平成14)年3月より施行されることとなった「保健婦」の名称の改正に合わせ、用語を「保険師」に統一した。内容については、3年の基礎看護教育課程に在宅療養者に対する看護ニーズの増大に対応できるよう1997(平成9)年施行の厚生省指導要領改正カリキュラムに新規に組み込まれた「在宅看護論」を本書でも取り上げ、公的介護保険から訪問看護、予防的ケアまで、視野の広い学びとなるよう配慮した。
目次
第1章 地域看護概論(地域看護の概念;地域看護の歴史;諸外国の地域看護活動;プライマリヘルスケアとヘルスプロモーション ほか)
第2章 地域看護の活動の場と特性(公衆衛生看護;在宅看護;学校保健;産業保健)
第3章 地域看護活動論(技術・技法;対象別活動;災害看護活動;国際看護活動)
著者等紹介
津村智恵子[ツムラチエコ]
岡山県生まれ。岡山県立公衆衛生専門学校、近畿大学法学部卒業、大阪教育大学大学院修了。病院保健婦・MSW、保険所勤務の後、1972年から大阪府立看護大学および大学院地域看護学教授として教育に携わっている
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