内容説明
本書は厚生省が毎年公表していた「老人保健福祉マップ」の最新データを中心に、関連データを可能な限り収集したものである。データ項目については、「老人保健福祉マップ」のデータを中心に、これに関わる人口および財政関連のデータのほか、可能な限り市町村でとらえられる保健・医療・福祉に関わる基礎データを収集。そして、ホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイサービスのいわゆる在宅福祉三本柱について、高齢者１００人当たりのサービス供給量の全国市町村の偏差値を算出し、指数化して、地域の介護サービス水準を相対的に表現する指標を工夫し、その指数と高齢化率、施設整備状況、医療サービス水準、財政力指数などとの相互関係を明らかにしたものである。
目次
１ 地域介護力データベースの分析（都道府県別にみた在宅介護力指数の推移；行政区分別にみた在宅介護力指数の分布；経年でみた在宅介護力指数の分布；在宅介護力指数ランキング；時系列比較―１９９３年度～１９９８年度の在宅介護力指数の伸び；在宅介護３サービスの伸び）
２ 全自治体データベース
３ 地域介護力座談会（介護サービスの地域差と介護保険―地域介護力ランキングと時系列分析）
著者等紹介
高橋紘士［タカハシヒロシ］
立教大学コミュニティ福祉学部教授。昭和１９年生まれ。昭和４３年学習院大学法学部政治学科卒。特殊法人社会保障研究所研究員、法政大学社会学部教授を経て、平成９年より立教大学社会学部教授、平成１０年より同大学コミュニティ福祉学部学科長。専攻は福祉政策、地域福祉、福祉情報
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