内容説明
盗みを働きながらも文章の書き方を習いたいと願う少年、口に残った種からさくらんぼの木を育てる祖父と少年、開発で灰色になった山をみつめ新たな決意をする出稼ぎの少年…インド北西部ヒマラヤの麓の少年たちがくり広げるちょっぴりドラマチックな日々を、ユーモアあふれる優しさで描くインド児童文学の代表的作家による12編。
著者等紹介
ボンド,ラスキン[ボンド,ラスキン][Bond,Ruskin]
1934年北インドのヒマーチャル・プラデーシュ州生まれ。イギリス人の両親と早くに別れ、16歳で英国に渡るが4年で帰国。以後現在に至るまで主としてヒマラヤの山麓地方に住み、その自然と人々をテーマに大人にも子どもにも楽しめる作品を書いている。英国時代に書いた処女作『屋上の僕の部屋』で1957年英連邦ジョン・ルウェリン・ライス賞受賞。1992年インド文学アカデミー賞受賞、1999年児童文学への貢献により国民栄誉賞受賞
鈴木千歳[スズキチトセ]
山口県生まれ
青木せつ子[アオキセツコ]
愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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