内容説明
本書では、居宅サービス計画といわれるケアプランをいかに作成するかに力点を置いている。課題分析票として「居宅サービス計画ガイドライン」方式を採用。15の事例を要介護度別に配置して、要介護者等のケアが重度化するにつれて、居宅サービス計画がいかに変化していくかを理解できるようにした。
目次
1 総論編(介護支援専門員によるケアマネジメント過程;居宅サービス計画の作成方法)
2 事例編(寝たきりの夫と自宅で暮らしつづけたいと望む虚弱な高齢女性への援助;転倒の危険をもちながらも在宅生活を望む独居高齢者への援助;在宅サービスを何も知らない二人暮らし世帯への退院計画;知人に支援してもらっていた独居高齢者(男性)への援助
在宅サービスを利用したいと希望する高齢者夫婦への援助
リハビリテーションを中心に生活意欲の向上を図った高齢者への援助 ほか)
3 介護保険下におけるケアマネジメント過程でのポイント
著者等紹介
福富昌城[フクトミマサキ]
滋賀文化短期大学人間福祉学科助教授。1987年社会福祉法人聖徳園枚方ホームケアセンター勤務。1988年同志社大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了(社会福祉学専攻)。1992年京都保育福祉専門学院社会福祉科専任講師。1997年滋賀文化短期大学人間福祉学科講師。2000年より現職。主な著書に(共著)『在宅介護支援センターに学ぶケースマネージメント事例集』白沢政和。編著/大阪府地域福祉推進財団協力、中央法規出版、1993年。(共著)『ソーシャル・ケースワーク論』〈minerva社会福祉基本図書10〉大塚達雄・井垣章二・沢田健次郎・山辺朗子編著、ミネルヴァ書房、1994年。(共著)『ケアマネジャー養成テキストブック』白沢政和編著、中央法規出版、1996年。(共著)『ケアマネジメント(第2版)』〈最新介護福祉全書6〉杉本敏夫・斉藤正身責任編集、メヂカルフレンド社、1999年。(共著)『ケアマネジメント概論』〈ケアマネジメント講座1〉白沢政和・橋本泰子・竹内孝仁監修、中央法規出版、2000年。『在宅生活を支えるケアマネジメント』〈ホームヘルパーブックシリーズ(7)〉中央法規出版、2000年
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