内容説明
本書では、退院後あるいは在宅ケア開始期の初期（２カ月間）でしばしば直面し、困難を有する事例に適切なケアをタイムリーに行い、望ましいアウトカムに到達するために、どのような手順でケアを進めるかを示している。
目次
第１章 在宅ケアの質保証とクリニカルパス（クリニカルパスとは何か；在宅ケアにおけるクリニカルパス開発―意義と枠組）
第２章 事例群別クリニカルパス（医療的ケア事例；日常生活援助を主体とするケア事例；現状維持・一定期間後に悪化が予測されるケア事例）
補章 クリニカルパスの開発過程と経済効果
著者等紹介
島内節［シマノウチセツ］
高知女子大学家政学部衛生看護学科卒業。立教大学修士課程修了（社会学）。イリノイ大学留学（厚生省在外研究員）。昭和大学医学博士。横浜市民病院看護婦、神奈川県立短期大学講師、国立公衆衛生院看護技術室長などを経て、現在、東京医科歯科大学医学部保健衛生学科地域看護学教授。日本在宅ケア学会理事長ならびに日本地域看護学会副理事長
木村恵子［キムラケイコ］
千葉大学看護学部卒業。東京大学修士課程・博士課程修了（保健学）。東京大学医学部附属病院看護婦、埼玉県看護協会川口訪問看護ステーション訪問看護婦、日本訪問看護振興財団主任研究員などを経て、現在、東京医科歯科大学医学部保健衛生学科非常勤講師
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