介護家族のQOL―介護家族のQOLを支える地域ケアシステムの構築をめざして

介護家族のQOL―介護家族のQOLを支える地域ケアシステムの構築をめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805818688
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C3036

内容説明

従来の日本の在宅福祉サービス提供において意識化されなかったサービス利用者本人の自己実現、QOL(生活の質)と介護家族の自己実現、QOLとを一体的にとらえてサービスを提供する必要性を明らかにする。さらに、それらの家族の地域自立生活を支援していくためにはコミュニティソーシャルワークという新しいソーシャルワーク実践の考え方をイギリスに学びながら取り入れ、それを展開できるシステムを構築する必要性があることを指摘。そしてそのことを実証するために、日本ではあまり例のない、同一の在宅福祉サービス利用者を5年間に渡り、時系列的、縦断的調査を行っている。

目次

第1章 研究の背景と意義(研究の背景と問題の所在;研究の経緯と目的 ほか)
第2章 高齢者と介護家族のQOLをめぐる介護システムの課題(家族介護の位置と役割に関する論議;民法等による夫婦・親子・子の配偶者の扶助、扶養関係と家族介護の位置 ほか)
第3章 介護継続意志の調査(在宅要介護高齢者・介護家族のQOLに関する縦断的調査;介護継続意志関連要因に視点を置いた多角的な検討 ほか)
第4章 家族介護のケアマネジメントのあり方(長期ケアおよびターミナルケアの特性とケアマネジメントの課題;介護者の性・年齢別特性によるケアマネジメントの課題 ほか)
第5章 介護家族のQOLを支援する包括的な地域ケアサポートシステムの構築にむけて(介護システムの構築と政策的課題;介護保険の制度的位置づけ ほか)

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