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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mittsko
2
ボッカッチョのことが知りたくて読んだ(*'▽') が、それよりも何よりも、本書全体の論述の見事さに驚いてしまった。聞けば、美術史研究の代表作のひとつとのこと。豊かな教養と明晰な悟性に圧倒された。こういう水準こそ学術学芸の名にふさわしい! ⇒ 本書が扱うのは、1350年から75年まで、ペスト流行下のトスカーナ絵画(フィレンツェとシエナの宗教美術)。著者はそこに「きびしい緊張状態、その精神的軋轢と抑えた興奮」「宗教的興奮」を共通して見出し、それを美術史上の断絶と大転換と見る。2017/12/05
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