内容説明
本書は、アメリカ英語の統語法および発音が、いかにアイルランド英語の影響を大きく受けているかを、19世紀半ばから20世紀末までのおよそ150年間に著されたアメリカ文学界の代表的25作家40作品について検証するものである。
目次
アイルランド人気質とアメリカ
マーク・トウェイン
スティーヴン・クレイン
リング・ラードナー
シンクレア・ルイス
ユージン・オニール
ドス・パソス
ウイリアム・フォークナー
アースキン・コールドウエル
ヘンリー・ミラー
キャサリン・アン・ポーター
ジョン・スタインベック
マージョリー・ローリングズ
カースン・マッカラーズ
テネシー・ウイリアムズ
トルーマン・カポーテ
J.D.サリンジャー
ラルフ・エリソン
フラナリー・オコーナー
アーサー・ミラー
エリック・シーガル
アリス・ウォーカー
トウェイン以前の作家たち
著者等紹介
藤井健三[フジイケンゾウ]
1934年(昭和9年)2月、山口県徳山市生まれ、中央大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了、1978‐79年Georgia州AtlantaのEmory大学(アメリカ南部湾岸州言語地図作成本部LAGS)に客員研究員として留学、Dr.Lee Pedersonの指導を受ける。2004年3月まで中央大学文学部英米文学専攻教授、現在中央大学名誉教授
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