目次
第1章 ヴァンデの反乱と女性の集団行動―ルソー的視座からジャコバン独裁期におけるヴァンデの集団行動を捉え直す―
第2章 秘密法廷の小説とフランス革命―ベネディクテ・ナウベルト『ウナのヘルマン』(1788)の1790年代における評判とその背景―
第3章 南進する男女の「大東亜共栄圏」建設―拓士のフィリピン経験と南進女性―
第4章 日本における女子大学の発展可能性への期待―アメリカの取り組みと成瀬仁蔵の思想から女子大学のリベラルなコア・バリューを考える―
第5章 戦後中央大学の女子学生―その学びと課外活動と―
第6章 女性蔑視の構造―フェミニズム理論、ジェンダーの検証―
第7章 アイスランドにおける女性ストライキの形成要因
第8章 自律と言論―個人主義的自律から関係的自律へ―
第9章 「子どもを持つ権利」はあるか―生殖のリベラリズム批判―
第10章 フランスにおける人工妊娠中絶をめぐる動向
著者等紹介
鳴子博子[ナルコヒロコ]
中央大学社会科学研究所研究員、中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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