わたしのえほん しましまのティーシャツをきてみたら…

土屋 富士夫【作・絵】

ＰＨＰ研究所（2009/07発売）

• サイズ B5判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 26cm
• 商品コード 9784569689715
• NDC分類 E
• Cコード C8793

出版社内容情報

ひでくんがティーシャツから頭を出すと…!?

ひでくんが、もぞもぞと赤いしましま模様のティーシャツから頭を出すと……!?　8人の海賊たちが乗った海賊船の船長になっていたのです！

“もぞもぞもぞ　もぞもぞもぞ”と、ひでくんが赤いしましま模様のティーシャツから頭を出すと……。ひでくんは、8人の海賊たちが乗った、海賊船の船長になっていたのです！

▼最初は驚いていたひでくんも、海賊たちに赤いしましま模様のティーシャツが似合うと言われ、船長の帽子をかぶせられると、すっかり、船長になりきってしまいました。

▼「たからじまめざして、いざしゅっぱ～つ！」ひでくんが声を張り上げると、海賊たちは帆をはり、海賊船は力強く進んでいきます。

▼しばらくすると、宝島を発見し、みんなは大喜び。ところが、そこへおおだこが現れ、海賊船を襲ってきたのです。必死に反撃する海賊たちですが、おおだこは8人の海賊たちを次々とつまみあげ、ぐるぐるまきに！　残るは、ひでくんだけ……。絶体絶命のひでくんでしたが……!?

▼テンポの良い展開とダイナミックな絵が、子どもの冒険心をくすぐる愉快な絵本です。

内容説明

ひでくんが、あかいしましまもようのティーシャツからあたまをだすと…！？

著者等紹介

土屋富士夫［ツチヤフジオ］
１９５３年東京生まれ。東京芸術大学大学院彫金科修了。第三回サンリオいちご絵本童話と絵本グランプリ優秀賞受賞。絵本に『もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう』（第１８回ブラティスラヴァ世界絵本原画展入選／徳間書店）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[遠い日]

着れば一瞬で違う世界に飛べる、シマシマのＴシャツ。世界はくるりと周り、自分が主人公の大冒険が始まる。夢のような時間。そして夢でなかった証にどきり。

2016/04/28

[うとうと]

赤いしましまティーシャツから頭を出すと、周りにいたのは８人の海賊！なんとひでくんは海賊船の船長になってしまいました。「たからじまめざして、いざしゅっぱーつ！」／2年生に読み聞かせ。とても自由なクラスなので、読み聞かせ候補の本に「え〜、これはやだ！」などと口々に不満の声。これも不評だったけど、読み始めると「ウォーリーみたい！」、大ダコ登場のあとで「タコたべちゃったの？」「たこやきできるね！」などとウケてた。読み終わると「おもったよりおもしろかった！」 ほら、聞いてみないとわかんないでしょ（笑）

2023/05/25

[うとうと]

2年生に読み聞かせ。大ダコが諦めて帰っていく場面でキョトンとしていたので、「タコだから、足がね（足りなくなっちゃったんだよね）」と補足すると、「海賊も８人だから！」と理解して笑う。大ダコ退治のあと、タコの串刺しを指さすとウケてた。 宝箱から元のＴシャツが出てきた場面で「（背番号）１２だから〇〇（出席番号１２番の子）だ！」という声。１２番の彼はなんだか嬉しそうにしていた（笑）

2023/06/06

[カエデ]

息子本。この作者さんは息子と相性がいいみたい。どれもじっくり真剣に読んでます。

2015/09/26

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

赤いしましまTシャツ着たら、海賊の船長になっちゃった！思わぬ冒険を楽しんだら…。

2021/07/12