内容説明
教皇フランシスコは、2025年の通常聖年公布の大勅書の中で、「すべての人にとって聖年が、救いの『門』である主イエスとの、生き生きとした個人的な出会いの時となりますように」と願う。「聖年」は、キリスト教の中心であるローマの教会を訪れるのに絶好のチャンスである。本書は、写真と地図を多用し、77に及ぶローマの教会、5カ所のカタコンベを詳しく紹介する巡礼者必携の書である。
目次
ローマの歴史
第1章 四大聖堂と七巡礼教会、カタコンベ
第2章 トラステヴェレ周辺の教会
第3章 ヴェネツィア広場、ポポロ広場周辺の教会
第4章 コロッセオ、チェリオの丘周辺の教会
第5章 パンテオン、ナヴォーナ広場周辺の教会
第6章 エスクィリーノの丘周辺
第7章 真実の口広場、アヴェンティーノの丘周辺の教会
第8章 テルミニ駅、共和国広場、クィリナーレ周辺の教会
第9章 バルベリーニ広場、スペイン階段周辺の教会
第10章 その他の地域の教会
著者等紹介
〓久充[タカクミツル]
1978年茨城県生まれ。2019年9月教皇庁立グレゴリアナ大学教会史学部博士課程単位取得退学。2016年から2024年まで東京大学史料編纂所学術専門職員。現在翻訳者・イエスのカリタス修道女会東京歴史記録保管所顧問・東京YMCA国際ホテル専門学校非常勤講師(イタリア語)。霊名はピオ(教皇ピウス1世)。2004年より2013年までローマ・カトリック日本人会世話役を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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