内容説明
聖書の独習、分かち合い、勉強会に最適！２００８年のシノドス（世界代表司教会議）の際、教皇ベネディクト１６世に手渡されたシリーズの第一冊目『Ｔｈｅ Ｇｏｓｐｅｌ ｏｆ Ｍａｒｋ』の全訳。解説書でありながら学術書ではなく、あくまで深く親しむための水先案内書―。
目次
福音書のプロローグ
権威ある新しい教え
医者、花婿、安息日の主
新しいイスラエル、新しい家族
神の国のたとえ
自然、悪霊、病気そして死を支配する権威
イエスはご自分のものである人々のもとに来る
パンの理解
弟子となる歩みの途中で
日々の生活における福音〔ほか〕
著者等紹介
ヒーリー，メアリー［ヒーリー，メアリー］ ［Ｈｅａｌｙ，Ｍａｒｙ］
１９６４年アメリカで生まれる。１９８６年ノートルダム大学Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ Ｎｏｔｒｅ Ｄａｍｅを卒業。１９８８年フランシスコ大学Ｆｒａｎｃｉｓｃａｎ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙにて神学修士号を取得。１９９１年アメリカ・カトリック大学Ｃａｔｈｏｌｉｃ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａにて哲学修士号を取得。オーストリア、ゲマインの国際神学研究所Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｔｈｅｏｌｏｇｉｃａｌ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅにて神学の教授資格を取得
田中昇［タナカノボル］
１９７６年埼玉県に生まれる。１９９７年東京、関口教会にて受洗。１９９９年早稲田大学理工学部卒業。２００１年同大学院理工学研究科博士前期課程修了（応用化学専攻）。２００１年三菱化学（株）入社。研究者として医薬品の研究開発事業に携わる。２００４年同社退職、東京カトリック神学院（日本カトリック神学院）に入学。２０１０年日本カトリック神学院卒業。東京教区司祭として叙階され、小教区司牧の任に当たる。２０１１年教皇庁立ウルバニアーナ大学の神学学士号を取得、同大学へ留学、教会法を学ぶ
湯浅俊治［ユアサトシハル］
１９６６年長崎県に生まれる。１９９０年モントリオール大神学校に留学。１９９４年教皇庁立ラテラン大学神学部の神学学士号を取得。同年、長崎にて同教区司祭として叙階。１９９５年フランスにてサン・スルピス司祭会の養成を受け、同会に入会。１９９６年‐２０００年ローマの教皇庁立聖書研究所にて聖書学を修め、聖書学修士号（Ｓ．Ｓ．Ｌ．）を取得。帰国後、福岡サン・スルピス大神学院（現在の日本カトリック神学院）、英知大学（現・聖トマス大学）、東京カトリック神学院（現在の日本カトリック神学院）などで新約聖書の教鞭をとる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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