感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
67
ローマ・カトリック教会は信仰年を定めました。その年によせてイエスズ会の会員たちが、各立場で信仰論を語ります。改めて問い直した信仰は、目に見えないものを信じるという愚かなことかもしれないけれど、とても重要で大きな結論を導き出していました。「主を愛することこそ輝かしい知恵」は信仰を持つ者だからこそ行き着く知恵なのかもしれません。ミサ中心のカトリックですが、御言葉による宣教もプロテスタント同様、必要なことだと提示し、語った本著は、プロテスタントであっても読むべき1冊だと思いました。2016/08/30