内容説明
「音読み」が解き明かす神と古代製鉄、そうして渡り鳥。神名、神社名の漢字を音読みすると「サ行」で始まるものが多い。これが意味するものは何か。著者は多くの書物を博捜し、全国を訪ねてその謎に迫った。―古代の歴史を音読みすれば、古代の秘密が語りだす。ユニークなアプローチでたどる日本の原像。
目次
第1章 瀬織津姫は向津姫である
第2章 砂鉄以前の鉄
第3章 ハクチョウが目指すもの
第4章 神名、神社名を分析する
第5章 石棒は祭祀用具ではない
第6章 湯立神事は湯ではない
第7章 薦神社の薦枕とは何か
第8章 「向」族が移動した
第9章 「シュゲン」とは何か
第10章 神社を剣で数える
著者等紹介
安井歓夫[ヤスイヨシオ]
1938年、京都府向日市生まれ。株式会社安井武工務店専務取締役。主として社寺・数寄屋担当。総本山光明寺(長岡京市)の本堂、御本廟を含む諸堂並びに末寺の長講堂、十念寺、安養寺他を担当。御香宮神社茶室の設計・施工等。2012年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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