内容説明
アール・デコの原点を紐解く―。戦間期を中心にフランスで建設された数々の建築、その萌芽と興隆、および地方都市への波及と受容の過程を明らかにすることで、今日も世界各地で愛好の止まないアール・デコの由縁をフランスに探る。
目次
第1部 パリ(萌芽と発展―新たなビルディング・タイプとアール・デコ;都市建築のアール・デコ―各種ビルディング・タイプへの波及;進化と展開―モダニズム建築への眼差し)
第2部 大西洋岸の都市(ビアリッツ、ポー、ダクス―政治家による誘導;バスク―近代主義と地方主義の衝突;ノルマンディー―地方主義に基づく穏やかな近代主義)
第3部 地中海岸の都市(地中海宮―戦間期フランス近代建築の大作;コート・ダジュール―第一次大戦後、変貌した海岸都市;マルセイユ―ガストン・カステル)
第4部 アール・デコの広がり(戦災復興と都市開発―地方都市の整備事業;教会堂―二十世紀前半における建築形式の変容;記念建造物―二十世紀パリ博の建築遺産)
著者等紹介
三田村哲哉[ミタムラテツヤ]
1972年東京生まれ。2021年兵庫県立大学環境人間学部・教授。専門、建築史・意匠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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