目次
第1部 密教図像の請来と彫像化(神護寺五大虚空蔵菩薩坐像の図像について;神護寺五大虚空蔵菩薩坐像再考;安祥寺五智如来坐像について)
第2部 印仏・摺仏の受容(入唐僧と檀印;仏教版画の呼称について;『地蔵菩薩応験記』所収「空観寺僧定法模写地蔵感応記」について)
第3部 十二世紀の諸相(像内納入品がうむ奇瑞;三宝院定海の吉祥天造像;千仏をあらわす印仏の像内納入について;五台山「一万文殊」像から蓮華王院千体千手観音菩薩像へ)
著者等紹介
佐々木守俊[ササキモリトシ]
昭和43年、東京都生まれ。平成13年3月、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。同年4月より町田市立国際版画美術館学芸員。平成23年、東京大学より博士(文学)の学位授与を受ける。平成25年4月より岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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