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目次
図版篇1 重要文化財石山寺縁起絵巻
図版篇2 模本・模写・草稿・絵詞(伝光起本;石山寺縁起絵巻草稿―谷文晁;伝文一本;サントリー美術館本 ほか)
論考・資料篇(論考(「石山寺縁起絵巻」詳解;「石山寺縁起絵巻」とその模本制作の諸相)
資料(極書;各段面貌比較 ほか)
参考図版(石山寺流記;観音講式 ほか))
著者等紹介
相澤正彦[アイザワマサヒコ]
1954年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。神奈川県立歴史博物館主任学芸員を経て現職。専門は日本中世絵画史
國賀由美子[クニガユミコ]
1959年、大阪府生まれ。同志社大学大学院博士後期課程単位取得退学。専門は日本中・近世、近代絵画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chang_ume
7
石山寺所蔵『石山寺縁起絵巻』を解説。大半が参詣者の「霊験譚」を描き、登場人物は紫式部・藤原道綱母・菅原孝標女など女性が多いです。各説話の筋立てはおおよそ同じで、本堂で夜間参籠中に観音の化身僧によって奇跡が起きたというもの。ただその奇跡といえば、右膝に水をかけられる(藤原道綱母)、麝香を差し入れられる(菅原孝標女)、棒でたたかれる(松君長者娘)、樒を口に入れられる(行尊)など、観音による霊験というよりもトリックスターのいたずらといった印象。参籠中の女性たちに及んだヤバいことが霊験譚化したのかもしれん。2021/10/02
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