目次
序章 資源保全からみた民家史研究
第1章 飛騨国の民家普請における「家作木」の規制
第2章 普請語彙にみる民家のライフサイクル
第3章 番所普請の木取仕様帳
第4章 古家と古材の再利用
第5章 普請に備えた「囲木」
第6章 江戸近郊における民家の耐久性獲得
第7章 「潰家」の再建と「分散」
第8章 名主日記にみる民家の維持
終章 耐久性を備えた町並みの成立
資料編 飛騨地方の民家絵図集
著者等紹介
中村琢巳[ナカムラタクミ]
1977年東京に生まれる。2007年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、立命館大学ポストドクトラルフェローを経て、公益財団法人竹中大工道具館研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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