内容説明
様式と機能、建築史と社会史の交差を示す、ペヴスナーの著作、待望の本邦初訳(全2巻)。施設の機能により分類された建築の類型=“タイプ”という視点から語られる西洋建築の歴史。第1巻では、記念碑、政庁舎、劇場、図書館、博物館、病院、刑務所のタイプについての解説を収録。
目次
第1章 国家と偉人の記念碑
第2章 12世紀末から17世紀末までの政庁舎
第3章 18世紀以降の政庁舎―国会議事堂
第4章 18世紀以降の政庁舎―中央省庁舎
第5章 18世紀以降の政庁舎―市庁舎と裁判所
第6章 劇場
第7章 図書館
第8章 博物館
第9章 病院
第10章 刑務所
著者等紹介
ペヴスナー,ニコラウス[ペヴスナー,ニコラウス] [Pevsner,Nikolaus]
1902‐1983。ドイツ出身のイギリスの美術史家・建築家。ライプツィフルトの各大学に学び、バロックおよびマニエリスムを研究、ゲッティンゲン大学講師となってから近代に焦点を移したのち、国際的名声を確立する。イングランドへ移住してからは、ケンブリッジ、次いでロンドン大学教授を務める。また、アーキテクチュアル・レヴュー誌および「ペリカン美術史」の編集者としても活躍した
越野武[コシノタケシ]
1937年札幌生まれ。北海道大学卒業。山下寿郎建築設計事務所を経て北海道大学、札幌大学教授。現在北海道大学名誉教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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