出版社内容情報
主要国における監査制度の変更や独立監査監督機構の活動などを追うことで、会計史や監査法人を取り巻く環境の変化や会計監査をめぐる国際的動向を浮き彫りにする。
内容説明
企業会計監査では、主要国における独立監査監督機関の公開報告書に基づき、設立の経緯、組織、使命、権限、活動等、さらには監査の実態および問題点を明らかにする。また公会計監査では、会計検査院の使命およびあり方を明らかにする。
目次
第1章 企業会計監査をめぐる環境変化
第2章 主要国の監査監督機関とその活動(アメリカ;カナダ;イギリス;日本)
第3章 上場企業監査市場の寡占化をめぐる議論
第4章 監査の品質をめぐる議論
第5章 公会計監査をめぐる環境変化
著者等紹介
金子晃[カネコアキラ]
1962年慶應義塾大学法学部卒業。1964年慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。1967年慶應義塾大学法学研究科博士課程修了。1976年慶應義塾大学法学部教授(‐2003年3月)。現在、公認会計士・監査審査会(金融庁)会長。慶應義塾大学名誉教授。弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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