目次
緒論 初唐仏教美術の論点
第1部 初唐仏教美術とインド(玄奘による釈迦像七躯の請来;西安出土〓(せん)仏の制作事情と意義
ボードガヤー金剛座真容の受容と展開
優填王像の流行と意義
初唐におけるインド仏像の受容態度)
第2部 初唐仏教美術と世俗権(一州一寺制と皇帝等身仏像;龍門奉先寺洞盧舎那大仏の造立;即天武后の登極と宝慶寺石仏;瑞像の政治性;初唐仏教美術と世俗権の相互関係)
第3部 初唐仏教美術における大画面変相図(大画面変相図の成立と雲のモチーフ;大画面変相図における山岳景;奈良国立博物館所蔵刺繍釈迦如来説法図;梁代画家張僧〓(よう)の評価からみた唐代仏教絵画の性格
初唐における大画面変相図成立の意義)
結論 初唐仏教美術の性格と歴史的位置付け
著者等紹介
肥田路美[ヒダロミ]
博士(文学)。早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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