目次
第1部 敦煌の壁画(美術史学における敦煌学百年の軌跡;仏教説話画の世界―敦煌と日本;敦煌莫高窟の早期窟試論―隋代窟の諸問題;敦煌壁画における本生図の展開;敦煌の法華経変;コータン仏教美術史の再検討)
第2部 日本の図像と敦煌の壁画(日本の阿弥陀浄土図と敦煌の浄土変;病いのほとけ―薬師如来;高僧肖像画の制作地について;美術史研究における図像と様式)
第3部 シルクロードと東西交流(シルクロードと古代日本―女性たちの道;東アジアの壁画芸術;中国の古墳壁画;キトラ古墳の四神図について;高松塚古墳とキトラ古墳―美術史学の視点から;キトラ古墳壁画の美術史的位置;古墳壁画の図像学―高松塚・キトラ両壁画墓をめぐって;8、9世紀を中心とする日本絵画にみられる風俗表現)
著者等紹介
百橋明穂[ドノハシアキオ]
神戸大学教授。文学博士。1974年東京大学大学院修士課程修了。1974年奈良国立文化財研究所。1980年奈良国立博物館。1981年神戸大学助教授。1995年神戸大学教授。2005年鄭州大学客員教授。2009年甘粛省博物館客員研究員。2009年蘭州大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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