出版社内容情報
中国陶磁史を中心とした、誠実で真摯な研究活動により、内外の陶磁関係者から信頼され、注目されてきた著者の半世紀にわたる足跡を集大成した待望の著作集。
目次
中国陶磁 概説(中国陶磁史概説;中国陶磁史序説 ほか)
中国陶磁 各論(魏晋南北朝の陶磁;中国の陶俑と陶磁史 ほか)
朝鮮陶磁(高麗の陶磁器;高麗陶磁をめぐって ほか)
東南アジア陶磁(東南アジア古陶磁研究の現状;ベトナム陶磁略史 ほか)
出土陶磁、その他(日本出土の中国陶磁;フィリピン出土の中国陶磁 ほか)
著者等紹介
長谷部楽爾[ハセベガクジ]
1928年、仙台市生まれ。53年、東京大学文学部美学美術史学科卒業。54年に文化財保護委員会美術工芸課、58年からは東京国立博物館学芸部工芸課に移り、同館の東洋課長、学芸部長、次長などを歴任し、88年、退官。その後、文化財保護審議会第一・四専門調査会専門委員、恵泉女子学園大学人文学部教授、東洋陶磁器学会常任委員長などを務めたのち、現在は、東京国立博物館名誉館員、出光美術館理事、日本貿易陶磁研究会会長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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