感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
97
彫刻専攻以外の教科書に用いるのによい内容。彫刻の要素として、量、比例、釣合、動勢、律動、調和、構成、空間、肉付け、素材、材質という項目出しも十分。十戒として、「形の芸術」「粘土」「精神」「素材」「手の技」「発想・意匠・考案などデザインの比重の多いものほど彫刻性は遠ざかる」「工芸品とは異なる」「玩具や機械は彫刻とは別の生い立ちと働きをもっている」「生命体の存在」。前の章とこの章で、「素材」の意味がずれていないだろうか。前の章では対象を意味し、この章では材質を意味していないか。名古屋市鶴舞中央図書館所蔵。2014/06/04
keroppi
66
世田谷美術館「彫刻鑑賞講座」で推薦されていた本。初版は、昭和16年だそうだ。本郷新、36歳。その時代にして、彫刻とはなんぞやとしっかり語っている。しかも、やさしい言葉で。「彫刻鑑賞講座」に参加し、彫刻を見直している今だからこそ、一つ一つの言葉が、彫刻の美というものを実感する。もう少し彫刻を見てみたい。2020/11/18
Auristela
2
彫刻をみたい、つくりたい。いつかペルセポリスいきたい。2018/03/17
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- 和書
- 蘇我氏の古代 岩波新書