目次
第1章 神仏習合と神仏習合像についての研究史
第2章 神仏習合像の成立と伝播の意味
第3章 神仏習合の推進者と神仏習合像の制作
第4章 神仏習合像制作の主体
第5章 神仏習合像の変容
第6章 神仏習合の推進者と木彫像の制作
著者等紹介
長坂一郎[ナガサカイチロウ]
1954年生。新潟県出身。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。福井県立博物館において美術工芸担当(1984~1994)として「山々への祈り―越前五山の神と仏―」展、「越前の観音」展などを企画し、北陸の山岳信仰ゆかりの仏教、神像などの調査、研究を行う。そこで山岳信仰のうち、白山信仰に注目し、そこでの神仏習合の実態解明を試みた。さらに近年は仏像と神像の図像的な相関性に着目し、神像の形態解釈を試みている。また、各地における調査に従事し、報告書を手がけている。東北芸術工科大学美術史・文化財保存修復学科助教授。文学博士
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