内容説明
著者は本書で主体性と一貫性がある韓国建築史観を定立しようと試みており、各時代を通して現れる建築課題の解決方法と建築様式の特性を探求しようと努力した。その内容は原始時代、古代、中世、近世に分かれており、韓国建築様式の発展過程を説明し、各時代ごとに時代概観、都城計画、王宮建築、寺院建築、住居建築、木造建築の形式、庭園計画などについて考察しており、韓国建築の伝統的な文化特性を明らかにしようとしている。
目次
建築文化の観点、理念および価値
建築文化の系統および時代区分
建築文化の要因および特性
原始建築
連盟王国と楽浪の建築
高句麗建築
百済建築
新羅建築
統一新羅時代概観、都市計画と宮殿建築
統一新羅の寺院建築〔ほか〕
著者等紹介
尹張燮[ユンチャングソプ]
ソウル大学校建築学科助教授、副教授を経て教授、国会議事堂建立委員(常任委員)、大韓建築学会会長など要職を歴任。現在、大韓民国学術院会員、ソウル大学校名誉教授
西垣安比古[ニシガキヤスヒコ]
九州大学建築学科助手、広島工業大学環境デザイン学科助教授を経て現在、京都大学大学院人間・環境学研究科助教授
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