ル・コルビュジエの宗教建築と「建築的景観」の生成

ル・コルビュジエの宗教建築と「建築的景観」の生成

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 373p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784805504598
  • NDC分類 523.35
  • Cコード C3052

内容説明

一般的に近代建築、とくにインターナショナル・スタイルと呼ばれる建築作品の造形は、普遍的建築形態を特徴とするが、本書では、宗教建築という晩年のル・コルビュジエにおける新たな主題にも内在するそうした普遍的建築形態の制作過程における変容を、自然的環境における敷地との関連から見直し、それを「建築的景観」の生成という独自の視点から理論的に考察している。

目次

建築作品と景観
第1部 宗教建築作品の制作:その形態変容の過程(ロンシャンの礼拝堂;ラ・トゥーレットの修道院;フィルミニの教会堂)
第2部 「建築的景観」の生成(建築的制作の敷地;想起された場所)
建築的制作と「建築的景観」
資料篇

著者等紹介

千代章一郎[センダイショウイチロウ]
1968年京都府生まれ。1992年3月東京理科大学工学部建築学科卒業。1998年3月京都大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。京都大学大学院工学研究科生活空間学専攻助手を経て、1999年4月より広島大学工学部第四類(建築系)助教授。現在、広島大学大学院工学研究科社会環境システム専攻助教授(建築意匠学研究室)。論文「ル・コルビュジエのEglise Saint Pierreの制作における原型と景観構成」(日本建築学会計画系論文集、第501号、1997年11月)で2000年日本建築学会奨励賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品