ゴシック建築の設計術―ロリツァーとシュムッテルマイアの技法

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 23X16cm
  • 商品コード 9784805501900
  • NDC分類 523.045
  • Cコード C3052

出版社内容情報

ヨーロッパ中世の石工術の書。中世文化史及び科学技術史の研究に不可欠の書の翻訳と詳細な註と解説。

内容説明

天空に神を希求する壮麗なゴシック大聖堂は、その深い精神性のゆえに神の国の地上への実現といわれる。その築造に用いられたヨーロッパ中世の幾何学―その意匠と技法の秘密―を解明。

目次

第1部 ロリツァーとシュムッテルマイアの小冊子(マテス・ロリツァー―ピナクルの正しい扱いに関する小冊子;飾り破風に関する小冊子;ドイツの幾何学;ハンス・シュムッテルマイア;ピナクルに関する小冊子)
第2部 小冊子論(マテス・ロリツァーの経歴;ハンス・シュムッテルマイアの経歴;ロリツァーとシュムッテルマイアの小冊子;小冊子の諸版と翻訳;「中世の石工の秘密」と小冊子;中世石工の「幾何の術」と小冊子)
第3部 訳者付論(ゴシックの建築工匠と幾何学)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ito Makoto

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タイトル通り当時のゴシック建築の設計術を解読した本なので、これを読めばゴシック建築を作れる・・・というわけではない。ただ、当時の幾何学によるピナクルの設計(平面図から立面図を引き出す)などは非常に興味深く、文字通り定規とコンパスで作っていたいうことなど現在広く出版されているゴシック建築の本で書かれてないことが詳細に書かれているのは特筆に値する。し、貴重な本だと思われる。ゴシック建築に興味があるなら持っておいて損はない。

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