内容説明
みなさん、きやくさにしろいあわがくっついているのをみたことがありませんか。あるひとは、それを『かっこうのつば』とよんでいます。「そうさ、かっこうというとりがはいたつばが、きやくさにくっついたんだ。」そんなことをいいます。「いや、ほんとうはかえるのつばだよ。」とがんばるひともいます。どっちがほんとうでしょうか。いや、それよりも、あのあわはたしかにつばなのでしょうか。さあ、これからあわのそばへいってよくしらべてみましょう。
著者等紹介
小林清之介[コバヤシセイノスケ]
1920年東京に生まれる。東京YMCA英語専門学校卒業。『スズメの四季』(あすなろ書房)、『動物の四季』『からすのくろすけ』(以上小学館)など、動物に関するおとな向け、子ども向けの著書、訳書100冊以上。『野鳥の四季』(小峰書店)で第23回小学館文学賞を受賞。日本児童文芸家協会評議員、俳人協会評議員
森上義孝[モリウエヨシタカ]
東京に生まれ神奈川に育つ。1965年多摩美術大学デザイン科卒業。在日米生物研究所昆虫学部イラストレーション室勤務の後、1969年フリーとなる。図鑑、百科事典、絵本等の出版、広告の生物イラストレーションを手がける。朝日広告賞、全国カレンダー展通産大臣賞、日経サイエンス賞受賞。日本児童出版美術家連盟会員
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