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15のケースで考えよう 保育のなかのジェンダー

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  • サイズ A5判/ページ数 64p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805403242
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C2037

内容説明

ジェンダーとは社会や文化のなかでつくられた「女性」または「男性」のあり方を指す言葉です。本書は園生活で起こり得る15のケースをジェンダーの視点で見つめ、問題点や見直しのポイントを解説しています。全ての子どもたちが「男らしさ/女らしさ」に縛られることなく「自分らしさ」をのびのびと発揮できるためにいっしょに学び、考えていきましょう。

目次

序章 マンガでわかる『ジェンダー』ってなに?
1章 日常の保育から考える(女の子のための遊びを用意しました;「男の子~」「女の子~」と声をかけています;女の子なんだから脚は閉じて座ろうね;個人マークは性別に合わせて選びます;転んでも泣かないなんてさすが男の子!)
2章 行事・発表会から考える(発表会は男女別で違うダンス;大太鼓は男の子 女の子は鍵盤ハーモニカ;選手宣誓は男の子が元気よく!;ひな祭りは女の子が主役だから……)
3章 職員や保護者の姿から考える(保育の仕事は女性の職業?;重い荷物運びは男性保育者の仕事?;保育の現場では男性は肩身がせまい?;「女子力」「○○男子」って……;育児は母親だけの役割なの?;「家族のかたち」にどう向き合う?)
保育のなかのジェンダーQ&A(ジェンダーについて学ぶと、言ってはいけない言葉や、やってはいけない行動が多くて驚きました。現場が萎縮しないでしょうか?;性別による区別を必要以上に行うことがよくないことはわかりました。では、着替えやシャワーはどうしたらよいのでしょうか?;子どもの名前の呼び方は「さん」で統一した方がよいのでしょうか?;心の性と体の性が異なる子どもがいた場合の対応は?)

著者等紹介

藤田由美子[フジタユミコ]
福岡大学人文学部教育・臨床心理学科教授、博士(教育学)。専門は教育社会学、ジェンダー研究、子ども社会学。幼児期におけるジェンダー構築などを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。