内容説明
バブル経済崩壊後の10年間、日本の建築、インテリアの進化がこれほど面白かったことはない。今、日本では、過去の行き過ぎに対する反作用と、日本古来の生活様式への再評価が起こっている。新しい世代の建築家やインテリアデザイナーの中の優れた人たちが、日本の住居問題を解決するために、ユニークで興味深い手法を駆使している。本書ではその住居の中でも、最も面白く、最も想像力に富んだ40の住宅をとりあげている。世界最大のブックフェアBookExpo AmericaにおいてBest Architecture & Interior Design Book賞を受賞したJapan Modernの日本語版。
目次
Reworking Tradition(市が尾のぼり坂の家;「トウフ」ハウス ほか)
Managing Space(トン・ケンの家;ピクチャーウインドーのある家 ほか)
Experimenting with Materials(加曽利の家;箱の家 ほか)
Personal Statements(水/ガラス;芝棟屋根の家 ほか)
著者等紹介
能勢理子[ノセミチコ]
1963年生まれ。女子美術短期大学卒業。週刊誌記者を経て、渡米。ライターとしてニューヨークを拠点に活動の後、帰国。『ジャパン・モダン』英語版において2001年アメリカン・ブック・エキスポの建築インテリア書部門にて、ベストブック賞を受賞
フリーマン,マイケル[フリーマン,マイケル][Freeman,Michael]
イギリス生まれ。オックスフォード大学のブラセノーズ・カレッジで学んだ後、1973年よりフリーのカメラマンとして活動をはじめる。アジアを中心に撮影された作品は、Smithsonian Magazine,GEO,Cond´e Nast Traveler等の雑誌に掲載された。他にカンボジア、アンコール遺跡などに関する作品や、フランク・ロイド・ライトなど20世紀のアメリカ建築に関する作品で幅広く活躍している
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