内容説明
瀬戸内地域を理解するための入門書。全体を、自然・地理、生物、環境、風景、観光、食文化、土木・建築、祭り、信仰、生活文化、言語、文学、経済・産業、歴史、交通・運輸、島の各分野に分け215項目を収録。
目次
第1編 知られざる瀬戸内海(人がつくった白砂青松;瀬戸内っ子は酢が大好き ほか)
第2編 自然との共生(自然・環境;風景・観光)
第3編 人々のくらし(食す;住む・造る;祈る;おんなの力;はなす・うたう;地名;近・現代文学に描かれた瀬戸内海;島を歩く)
第4編 産業・交通(産業;交通・運輸)
第5編 瀬戸内海と地中海
著者等紹介
北川建次[キタガワケンジ]
広島大学名誉教授。ユネスコ日本国内委員、元日本都市学会会長
関太郎[セキタロウ]
広島大学名誉教授
高橋衞[タカハシマモル]
広島大学・福山大学名誉教授
印南敏秀[インナミトシヒデ]
愛知大学経済学部教授
佐竹昭[サタケアキラ]
広島大学大学院総合科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
245
1
日本酒とか西国街道とかが特に興味深かった。ジャンルが多岐にわたるので、色んな専門家の寄稿形式で、イメージより広いエリアが対象。時間かかった…。2021/05/16
katashin86
1
里心をそそられる一冊。気候・風俗・産業など内容が幅広いので分厚くなっているが、それぞれの項目はコンパクトにまとまっていてわかりやすい。 刊行2007年から10年経って、さらにさびれたところも多い瀬戸内。次の10年はどうなるのだろうか。2017/11/05
kinaba
1
一項一項見ると、項目にかこつけて結構好き勝手日頃の主張を書いているような項もなきにしもあらずなんだけど、全体として見るとしっかり土地のありさまが多く網羅されていて、書き手によって特定の地域がひいきされるような雰囲気もなく広く目が行き届いていて、ひたすら編纂が見事だなあと思いました。分厚いけどとてもとっつきやすい。 2017/01/04
Wonoken
0
広島県出身でしたが、瀬戸内海についてなにも知らなかったので手に取ってみました。 かなりの情報量だったので読むのが大変でしたが、この一冊で瀬戸内を知ることができる良い本でした。2021/03/03