出版社内容情報
国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」。この前代未聞の巨大プロジェクトはどのように計画され、どうやって運用されてきたのか?国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の建設という巨大プロジェクトはいかにしてなし得たのか。まだ「きぼう」が紙の上にしか存在しなかった黎明期から現場で「きぼう」に関わってきた筆者が今ここに明かす、巨大プロジェクトのつくりかたとは?。筆者の言葉は、日本の宇宙開発史の貴重な証言であると同時に、そこには困難なプロジェクトを成功に導くヒントがたくさん隠されている。本書は、プロジェクトマネジメントに関わるビジネスマンにとっても大変参考になる。
長谷川 義幸[ハセガワ ヨシユキ]
著・文・その他
内容説明
高度400kmの宇宙に実験室を作り、そこに日本人宇宙飛行士を送り込む。この前代未聞の巨大プロジェクトはいかにしてなし得たのか?
目次
第1部 「きぼう」はいかに作られたのか?(国際宇宙ステーション前史;史上初の大規模国際協同プロジェクト;「きぼう」の開発 ほか)
第2部 「きぼう」はいかに運用されているのか?(システムエンジニアリングとプロジェクトマネジメント;危機管理と安全対策;巨大プロジエクトを支える組織 ほか)
第3部 我々は「きぼう」から何を得て、どこへ行こうとしているのか?(我々が国際宇宙ステーションから得たもの;外交手段としての宇宙開発)
著者等紹介
長谷川義幸[ハセガワヨシユキ]
元宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事、現在は客員。国際宇宙ステーション(ISS)プロジェクトに1989年から参加。日本で初めての有人宇宙実験室「きぼう」のシステム開発に従事。NASAとの技術調整を行って「きぼう」を軌道上の運用に導いた。この業務と並行して日本人宇宙飛行士の選抜・訓練、管制要員の訓練制度整備、および運用システムの開発に携わる。「きぼう」プロジェクト・マネジャー、国際宇宙ステーションプログラム・マネジャーを経て、JAXA理事。その後技術参与。2016年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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