「きぼう」のつくりかた―国際宇宙ステーションのプロジェクトマネジメント

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「きぼう」のつくりかた―国際宇宙ステーションのプロジェクトマネジメント

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784805209141
  • NDC分類 538.95
  • Cコード C3050

出版社内容情報

国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」。この前代未聞の巨大プロジェクトはどのように計画され、どうやって運用されてきたのか?国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の建設という巨大プロジェクトはいかにしてなし得たのか。まだ「きぼう」が紙の上にしか存在しなかった黎明期から現場で「きぼう」に関わってきた筆者が今ここに明かす、巨大プロジェクトのつくりかたとは?。筆者の言葉は、日本の宇宙開発史の貴重な証言であると同時に、そこには困難なプロジェクトを成功に導くヒントがたくさん隠されている。本書は、プロジェクトマネジメントに関わるビジネスマンにとっても大変参考になる。

長谷川 義幸[ハセガワ ヨシユキ]
著・文・その他

内容説明

高度400kmの宇宙に実験室を作り、そこに日本人宇宙飛行士を送り込む。この前代未聞の巨大プロジェクトはいかにしてなし得たのか?

目次

第1部 「きぼう」はいかに作られたのか?(国際宇宙ステーション前史;史上初の大規模国際協同プロジェクト;「きぼう」の開発 ほか)
第2部 「きぼう」はいかに運用されているのか?(システムエンジニアリングとプロジェクトマネジメント;危機管理と安全対策;巨大プロジエクトを支える組織 ほか)
第3部 我々は「きぼう」から何を得て、どこへ行こうとしているのか?(我々が国際宇宙ステーションから得たもの;外交手段としての宇宙開発)

著者等紹介

長谷川義幸[ハセガワヨシユキ]
元宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事、現在は客員。国際宇宙ステーション(ISS)プロジェクトに1989年から参加。日本で初めての有人宇宙実験室「きぼう」のシステム開発に従事。NASAとの技術調整を行って「きぼう」を軌道上の運用に導いた。この業務と並行して日本人宇宙飛行士の選抜・訓練、管制要員の訓練制度整備、および運用システムの開発に携わる。「きぼう」プロジェクト・マネジャー、国際宇宙ステーションプログラム・マネジャーを経て、JAXA理事。その後技術参与。2016年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

49
宇宙プロジェクトにおけるプロジェクトマネジメントについて、貴重な内容が多くとても学び多い一冊でした。特に七章の『巨大プロジェクトを支える組織』と八章『宇宙開発で求められる人材』は黎明期からのJAXA立ち上げ時を振り返りながら具体的に必要とされるプロジェクトエンジニア、マネージャ像が記載されており非常に興味深い内容です。2020/08/14

zoe

21
メモです。「きぼう」のつくられるまで、運用、成果。電力システムのコンフリクト。3Mフロリナート。宇宙飛行士の養成。ロボットアーム。残念だった人工重力発生装置セントリフュージ。2019/08/18

やすお

7
国際宇宙ステーション(ISS)の日本宇宙実験棟「きぼう」の建設・運用まで、米国などとどのように国際大型プロジェクトを成功させたかを解説した書。実際にプロジェクトマネジメントに携わった著者による言葉は、非常に生々しくて重い。技術的な困難さより政治的な解決(落とし所)や、米国と日本の仕事に対する進め方の違いによる面倒くささがよく分かる。「きぼう」プロジェクトは巨大で長期間で、複数の国家がステークホルダーであり、その複雑さは想像するのも嫌になるくらいだ。それをやり遂げたプロジェクト関係者に拍手を送りたい。2018/06/25

らぢゅん

2
巨大プロジェクトのプロマネによる手記。ISSの開発において米ロ欧州に後塵を拝する日本が米国のマネジメント手法を学びながら自国で展開し大きな成果を出してプレゼンスを上げていったかという内容。体系的な知識やノウハウが得られるような内容ではないですが、米国の徹底したマネジメント手法や日本との違い、ISSが如何に巨大プロジェクトであるかなどを垣間見ることが出来ます。8章で宇宙開発で求められる人材について語られてますが宇宙開発に限らずチームで成し遂げる人に共通の人物像で自分にとっては参考になる内容でした。2018/06/28

人生ゴルディアス

1
プロジェクトマネジメントの本であるかどうかというと微妙。国際宇宙ステーション計画に日本が参加し、無事打ち上げまで向かう歴史的過程と、その中での仕事の進め方やNASAとの思い出話が多めなので、PM本と真顔で言ってよいとは思わない。また具体的な技術的困難の話などは出てくるが少なめなので、プロジェクトX的な盛り上がりにも欠ける。朝から晩まで働いた、みたいな書き方では伝わらない。全体的に著者が書き慣れていない感じがしてもったいないので、もっとなにを見せたいかに焦点を当てた本を期待します。あるのかな。2025/04/22

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