内容説明
世界遺産条約採択40周年。世界遺産条約はどのように生まれ、生物多様性条約とはどんな関係にあるのか。世界遺産条約によって生物多様性を保全することはできるのか、できないとしたらどうしたらよいのか。
目次
序章 世界自然遺産と生物多様性保全
第1章 世界遺産条約
第2章 生物多様性条約
第3章 世界遺産リストから見た生物多様性保全
第4章 世界遺産条約と生物多様性の保全
第5章 世界遺産条約採択40周年を迎えて
著者等紹介
吉田正人[ヨシダマサヒト]
博士(世界遺産学)。1956年、千葉県生まれ。千葉大学理学部生物学科卒業後、日本ナチュラリスト協会、日本自然保護協会において、環境教育、全国各地の自然保護問題の解決や世界遺産条約などの国際条約の推進に携わる。2004年、江戸川大学社会学部環境デザイン学科助教授となり、環境教育、保全生態学、文化自然遺産論などを担当。2010年より、筑波大学大学院人間総合科学研究科世界遺産専攻准教授として、自然保護論、世界遺産論等を教えている。現在、国際自然保護連合日本委員会(IUCN‐J)会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。