内容説明
本書は入門者向けに天体望遠鏡の選び方と使い方を解説した本です。主に取り上げる望遠鏡も、大手カメラ量販店や望遠鏡ショップなどで入手できる安価な屈折経緯台に限定。失敗しない望遠鏡の選び方や望遠鏡の組み立て方、望遠鏡で気軽に月・惑星や太陽面などを観望するための方法を解説します。
目次
天体望遠鏡で広がる世界
天体望遠鏡の超基礎
天体望遠鏡の選び方
天体望遠鏡を使ってみよう
これだけは見ておきたい天体
星空の基本
望遠鏡の基本
天体の資料
著者等紹介
浅田英夫[アサダヒデオ]
1953年、三重県四日市市に生まれる。学生時代は、名古屋市科学館の山田卓氏の下で天文普及活動を行う。天体望遠鏡メーカー勤務の後、1992年に退職後フリーとなり、星を見上げる楽しみを広めるべく、あさだ考房を設立。天文・科学雑誌や単行本、プラネタリウムシナリオの執筆、天文・宇宙関連講座の講師、プラネタリウム解説・テレビ出演等を中心に活動している。最近は、生涯教育を意識したプラネタリウム運営支援、プラネタリウム解説指導も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まご
10
遂に、天体望遠鏡での天体観測を始めます。この本は、天体望遠鏡を買おうとしている人のために、一から分かりやすく書かれています。実に分かりやすい。自動導入の天体望遠鏡の購入を決めました!2016/10/19
やもち
3
天体望遠鏡を借りたので、読んでみた。「これだけは見ておきたい天体」の章が良い。見つけ方や見え方、山間地と市街地での写真付き。星団、星雲、銀河を観てみたい。2014/07/24
Mr.Ouch
2
天体望遠鏡ユーザーになるにあたって必要な知識を網羅している本。購入前には必ず読んでおきたい。決して無駄な投資にはならない。実機を使って写真入りで使い方を説明したり、星の明るさの定義や星の色とスペクトルなど学問的なアプローチもあり、星好きの先生が読者に天体望遠鏡を通して天文学という学問を一から丁寧に教えていく感じの本。同じような本だがアプローチの仕方が違うえびなみつる『よくわかる天体望遠鏡ガイド』も読んでほしい。2016/03/14
tai65
2
星4つ2015/01/29
fusameter
0
望遠鏡の原理、使い方、星がA5サイズで収まっている。図書館ではこれ以外みつからなかった。使い方ではビクセンとミザール2つの望遠鏡を使って説明してある。持っている人はわかりやすいと思う。 接眼レンズ低倍率(30~50倍)、中倍率(60~80倍)、高倍率(100~160倍) ポルタⅡA80Mf pp. 105 すばる2017/03/31