内容説明
天体の導入に便利なファインディングチャート付で、市街地と山間地の星雲星団の見え方の違いを、望遠鏡の口径別にイメージ写真で紹介。
目次
総合解説―星雲星団を双眼鏡や望遠鏡で楽しもう!(星雲星団の分類;星雲星団ウォッチングに適した双眼鏡;双眼鏡選びのポイント ほか)
「星雲星団ベストガイド」掲載天体一覧―著者が選ぶ初心者向け星雲星団ベスト16(星雲星団ランキング1位 M42;星雲星団ランキング2位 M45;星雲星団ランキング3位 M8 ほか)
その他の初心者向け星雲星団(春の星雲星団;夏の星雲星団;秋の星雲星団 ほか)
著者等紹介
浅田英夫[アサダヒデオ]
1953年、三重県四日市市に生まれる。学生時代は、名古屋市科学館の山田卓氏の下で天文普及活動を行う。天体望遠鏡メーカー勤務の後、1992年に退職後フリーとなり、星を見上げる楽しみを広めるべく、あさだ考房を設立。天文・科学雑誌や単行本・プラネタリウムシナリオの執筆、天文・宇宙関連講座の講師・プラネタリウム解説・テレビ出演等を中心に活動している。最近は、生涯教育を意識したプラネタリウム運営支援、プラネタリウム解説指導も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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やもち
1
市街地のベランダから双眼鏡で星を眺め始めました。この本は、市街地と山間地での見え方の違いの写真が載っており、わかりやすい。 期待しすぎずに星空観望に臨めて良い。2017/02/03
Mr.Ouch
1
天体望遠鏡ユーザーは天体望遠鏡と一緒に購入したいくらい有用。特にガチ観測よりは観望を中心にしている人は必携。 というより、天体望遠鏡を欲しいけどどうしようという人こそが最初に読むべき。 この本は小口径、大口径の二つの望遠鏡で光害地と山間地でのそれぞれの見え方という四つの写真で見え方が比較されている。ガイドとはいいながら甚だ皮肉なのだが、特に光害地での小口径での見えなさ加減がわかるので、天体望遠鏡に過剰な期待をしないための本として目を通したい。2016/05/18