内容説明
偉大な天文家、ウィリアム・ハーシェルが見つけた空の宝石箱。デジタル機材にたよらず、星の流れに身をひたし、身体で宇宙を感じる喜び。自分の目と心で空と向き合うのも悪くはない。数百万光年の旅をしてきた光子が目に飛び込む。眼視派に贈る、新たな夜空のロードマップ。
目次
第1部 ウィリアム・ハーシェルの生涯、望遠鏡、星表(ハーシェルの望遠鏡;ハーシェルのカタログとクラスについて;観測のテクニック)
第2部 ハーシェル天体の見どころ探検(クラス1の見どころ―明るい星雲;クラス4の見どころ―惑星状星雲;クラス5の見どころ―きわめて大型の星雲;クラス6の見どころ―きわめて密集した多数の星からなる星団;クラス7の見どころ―大小の星からなる密集した星団;クラス8の見どころ―雑然と散在した星団 ほか)
著者等紹介
マラニー,ジェームズ[マラニー,ジェームズ][Mullaney,James]
天文学に関する著述家・講演家・コンサルタント。500編以上の記事と、5冊の本を著し、肉眼・双眼鏡・望遠鏡によるその天体観測記録は20,000時間を超える。ピッツバーグのプール・プラネタリウムおよびポピュラー・サイエンス研究所学芸員、その後、デュポン・プラネタリウムの館長を歴任、ピッツバーグ大学のアレゲニー天文台の天文スタッフ、さらにSky&Telescope、Astronomy、Star&Sky誌の編集者として勤務。カール・セーガンのテレビ番組「コスモス」に貢献した
角田玉青[ツノダタマオ]
1963年東京生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程前期2年の課程修了(心理学専攻)。現在、日本ハーシェル協会でホームページを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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