狂犬病再侵入―日本国内における感染と発症のシミュレーション

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狂犬病再侵入―日本国内における感染と発症のシミュレーション

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  • サイズ A5判/ページ数 180p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805207987
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0047

内容説明

2006年11月、海外でイヌに咬まれ、日本に帰国後狂犬病を発症し死亡する例が相次いだ。36年ぶりの国内患者発生に、狂犬病が決して過去の病ではないことを痛感した。現在日本には、狂犬病は存在しない。しかし、世界的には狂犬病は増加傾向にあり、年間5万5000人が死亡していると推定される。しかも、発症後の致死率は100%!今、この狂犬病が国内発生するのも時間の問題だと言ったら…?海外との往来の活発化、ペット目的など感染源となり得る動物の輸入増加や密輸、国内飼育犬のワクチン接種率の低下など、安全のバリアが破られる危険はいくらでもある。そう、狂犬病はまさにその隙を狙って侵入するのだ。本書では、まず狂犬病について概説したうえで、海外での実例を日本の現状に当てはめた10例の狂犬病発症のシミュレーションを提示する。そして、狂犬病という感染症に対する正しい知識の必要性、対策の再構築を訴える。

目次

第1章 狂犬病と人獣共通感染症
第2章 動物の狂犬病
第3章 ヒトの狂犬病
第4章 狂犬病ワクチンの開発
第5章 日本の狂犬病
第6章 海外の狂犬病事情
第7章 懸念される日本への再侵入とそのシミュレーション
第8章 狂犬病をリ・エマージさせない

著者等紹介

神山恒夫[カミヤマツネオ]
1946年7月7日、北海道札幌市生まれ。1969年、北海道大学獣医学部卒業。国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)に就職。2007年3月、定年退職。専門は人獣共通感染症。獣医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

29
世界中で年間にこの感染症による死者が約5万5千人いるということを知った。日本はもう狂犬病は存在しないというものの交通機関の発達やペットの輸入などに伴いいつどこかで発症しても不思議ではないということ、もし発症しても医療機関がそれを見極めることができるのかどうか、狂犬病といっても他の動物から感染するケースもかなり多いこと。現在世界中で蔓延しつつあるエボラ出血熱 同様に正しい知識と、予防が急がれると思う。こうした感染症で感じるのは、正規で入出国するケースはともかく、密入国の場合は防ぐのはかなり困難だと感じた。2014/10/19

ISBN vs ASIN vs OPAC

1
韓国における都市型狂犬病撲滅→三十八度線非武装地帯からの森林型狂犬病による再流行は一体全体誰がプロット組んだんだよと言いたくなるレベル。致死率100%は伊達じゃねー。2014/10/08

暫定ニート(琉球)

1
日本も含まれる「狂犬病清浄国」と言うのは世界から見れば極少数派であり、侵入及び再発生のリスクが常にある事を認識しました。狂犬病の生物学的概略、歴史、対応策、現在における世界各国の発生状況、侵入した際のシュミレーション等、幅広く取り扱っております。マイナー(職員の方ごめんなさい)な動物検疫についても記述アリ。狂犬病ウイルス以外のリッサウイルス属についても知ることが出来ました。2011/11/03

こずえ

0
日本は狂犬病と無縁なので知識がない人が多い。それゆえこれでしっかりとした知識をつけることが大事

夏鳥

0
とても読みやすかった。作者自体が狂犬病を専門としているわけではないらしいが、分かりやすく色々な情報を与えてくれる本だった。また、どういうところで狂犬病の情報が知れるかを載せてくれているのも有難い。2025/04/12

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