内容説明
地球から見える月の表側の地形を76のエリアに分けて紹介するフィールド・ガイドブック。それぞれの地形(クレーター、山脈、谷)は最も適当な太陽高度を想定して詳細に描かれている。そのため、影につぶされることなく興味ある地形を確認することができ、標準的な区分月面図として様々に活用できる。また、個々の地形名には地質学的な解説とともに、由来となる人物の生涯・業績を簡潔に記した。
目次
地球の衛星
月の位相
空にのぼる月
月の表面
月の起源とその歴史
月の地図学
月に関する数値
月をもっとよく知るために
表側の月面図について
月面図
秤動ゾーンの月面図
月の前面マップ
月への旅
月50景
月の観測
月食
著者等紹介
ルークル,A.[ルークル,A.][R¨ukl,Anton´in]
1932年チェコスロバキア生まれ。学生時代から天文学に強い興味を持ち、1960年からはチェコ工科大学でスタッフ・メンバーとして活躍した。現在はプラハ・プラネタリウムの館長を務め、チェコスロバキア天文学会惑星部会の部会長の地位にある。熟練した月面図製作者、月理学者でもあり、過去30年にわたって天文学に関する多くの著作がある
山田卓[ヤマダタカシ]
1934年名古屋生まれ。愛知学芸大学(現愛知教育大学)卒業。教員、科学雑誌の編集者を経て、1962年より名古屋市科学館勤務。プラネタリウムの解説など科学普及活動に携わる。1992年、同館天文主幹を退き、その後、フリーの立場で著作、講演活動を行った。2004年3月7日没
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- 和書
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