内容説明
本書では、野生動物問題の存在とその社会的課題としての重要性を知ってもらうために、最近話題となったニュースなどを事例に取り上げて、そこに含まれる野生動物問題を抽出することから始める。その上で、抽出された個別の野生動物問題に対して、社会や研究者などがとった対応を検証しつつ、問題の理解や解決に必要な基礎知識を示す。
目次
第1章 放浪動物問題
第2章 野生動物被害問題
第3章 餌付けザル問題
第4章 商業利用問題
第5章 環境ホルモン問題
第6章 移入種問題
第7章 絶滅危惧種問題
著者等紹介
羽山伸一[ハヤマシンイチ]
1960年生まれ。帯広畜産大学大学院修士課程修了。獣医師、博士(獣医学)。ゼニガタアザラシ研究グループの創設に参加。以来、日本産大型野生動物の研究・保護活動に従事。現在、日本獣医畜産大学野生動物学教室講師、特定非営利活動法人・JWCS(野生生物保全論研究会)理事
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感想・レビュー
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